ビックバロン

即座にお気にボード入り決定のBig Baronは、ゴールドコーストの名だたるポイントで何世代にも渡って乗られてきたミッドレングスに感銘を受けて誕生しました。現代的なボトム形状とツインフィンのポジショニング、そして優れたホールド感を生み出すきれいに削ぎ落とされたラウンドテールが特徴。このボードを手にすれば、爆発的なスピードとシャープなレールターンを存分に味わえるでしょう。

全体的にフラットなロッカーで、力のない波でも圧倒的なスピードを実現。一方、ノーズからテールまでボード全体に施されたVeeとフィンまわりのダブルコンケーブの組み合わせは、レールトゥレールの切り返しと高いマニューバー性能を可能にします。

ボード全体にボリュームが満遍なく配置されたデザインながら、比較的ローレールなので高速でのターンが可能。ヒザからオーバーヘッドのファンウェーブで本領を発揮します。短く、切り立った波はこのボードの強みが最大限活かされるコンディションではありませんが、クオリティが高く、長い壁を伴った波ではパドリング力とスピードコントロールの性能を存分に味わえるはずです。地形が整った長いビーチ＆ポイント＆リーフのスポットではBig Baronは生き生きと躍動し、他のボードだと止まってしまうようなターンやチューブの合間の繋ぎのセクションでも十分に楽しむことができるでしょう。また特筆すべきは、Big Baronに乗ればあなたのサーフィンは自然とスムーズなスタイルになり、波のコンディション（や気分）が短めのハイパフォーマンスボードに向いたときでも、即座に乗り換えられるということ。Big Baronに乗る利点は多く、逆に乗らない理由はほとんど見当たりません。乗り慣れてくれば、パドルアウトすると同時に余裕で波に乗ることができるでしょう。そして、波が続く限りロングライドすることが可能になるはずです。

＊おすすめのフィン：FUTURESならJS Twin Fin、FCSⅡならPower Twin。

チームライダーの参照ボード
どんなサーファーでもBig Baronの規定サイズを乗りこなすことができるはず。まずは普段使っているボードよりも数リットルだけボリュームのあるサイズを選び、そこから波質やサーフィンのスタイルによって好きなサイズに移行していくのがおすすめです。例えば、ロングボードをバックグラウンドとするサーファーなら7’0もしくは7’6”の長さ、ショートボーダーならマニューバー性能を重視して6’4”までのサイズ。

HARRISON ROACH // 身長: 5’10” (177 cm) // 体重: 72 kg - 158 lbs
6'4” x 20” x 2 9/16” = 34.3L
7’6” x 21 3/4” x 2 7/8” = 50L

JOEL PARKINSON // 身長: 6’0” (183 cm) // 体重:: 87 kg - 192 lbs
6'8” x 20 3/4” x 2 5/8” = 38.4L

LUKE EGAN // 身長: 5’11” (180 cm) // 体重:: 90 kg - 198 lbs
7'0” x 21 3/4” x 3” = 48.7L