JULIAN WILSON
ジュリアン・ウィルソンは、オーストラリア出身のプロサーファー。サーフィンに熱狂する家庭で育ち、最年少の兄弟として幼少期から驚異的な才能を発揮。ジュニア時代には数々のタイトルを獲得し、2006年ISAワールドジュニアタイトルを制覇。
そのスタイルと多才さは、年上のライバルたちを凌駕し、10代のうちから将来のワールドチャンピオン候補と目される存在となった。Quiksilver Young Gunsの一員として、ケリー・スレーターやデーン・レイノルズといったトップサーファーたちと切磋琢磨し、さらなる成長を遂げた。
キャリアと競技実績
2010年、ジュリアンはコンペティションから1年間離れ、シグネチャーフィルム「Scratching the Surface」を制作。この作品は大きな評価を受け、サーフシーンに新たな影響を与えた。その後、競技サーフィンに復帰し、わずか1年でWSLチャンピオンシップツアー(CT)への出場資格を獲得(2011年)。
ツアー参戦後は、卓越したスキルと華麗なパフォーマンスで注目を集め、世界中のサーフイベントで常に優勝候補として名を連ねる存在に。コンペティションでは常に観客を魅了し、ジャージの有無に関わらず、最高のライディングを見せるサーファーの一人として知られている。
プライベートでは、マウンテンバイクやゴルフを楽しみながら友人と過ごす時間を大切にする一方、ナショナル・ブレスト・キャンサー・ファウンデーション(NBCF)の熱心な支援者・アンバサダーとしても活動している。
ジュリアンは、短期間のツアーキャリアにも関わらず、すでに歴代のツアーベテランと並ぶほどの輝かしい戦績を誇る。彼の圧倒的な競技成績、親しみやすい性格、業界内での人気により、世界中のブランドやメディアから求められるトップアスリートとなった。
キャリアハイライト
2018年 - Quiksilver Pro France 優勝(WCT)
2018年 - Uluwatu / Margaret River Pro 準優勝(WCT)
2018年 - Quiksilver Pro Gold Coast 優勝(WCT)
2017年 - Billabong Pro Tahiti 優勝(WCT)
2016年 - Drug Aware Pro Margaret River 準優勝(WCT)
2015年 - J-Bay Open 準優勝(WCT)
2015年 - Fiji Pro Tavarua 準優勝(WCT)
2015年 - Quiksilver Pro Gold Coast 準優勝(WCT)
2014年 - Vans トリプルクラウン・オブ・サーフィン チャンピオン
2014年 - Billabong Pipeline Masters 優勝(WCT)
2013年 - Hurley Pro - Lower Trestles, CA 準優勝(WCT)
2012年 - Quiksilver Pro Portugal 優勝(WCT)
2012年 - Nike US Open of Surfing 優勝(Prime)
2011年 - Quiksilver Pro Portugal 優勝(Prime)
2011年 - WSLチャンピオンシップツアー出場資格獲得
2010年 - トリプルクラウン "ルーキー・オブ・ザ・イヤー" 受賞
2010年 - O'Neill World Cup - Sunset Beach 準優勝(Prime)
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